1. コンプライアンスの基礎

コンプライアンスの基礎知識です。

2020年の企業不祥事やコロナ関連等の官民不祥事 その1「NSSOL架空取引」

私見によれば、このような網羅的な対策ではなくて、NSSOLの架空取引がNSSOL組織が被害者ではなく、最大のステークホルダーである株主を裏切る不祥事として、主体的で体系的な焦点を絞った最新のリスクマネジメントによる防止策が必要である。また、営業社員への研修はどのように何をするのか明確化すべきである。最も不思議なのは、コンプライアンスを指摘する見直しなどの言葉は出てこないが、本件不祥事は組織のコンプライアンスに問題はなかったのか不可解である。本当に本件は最新のコンプライアンスの観点、コンプライアンス・リスク管理の観点にも問題はなかったのであろうか。蛇足ながら、本サイトの企業不祥事分類を参考にしてほしい。今日では、ステークホルダーの観点から企業不祥事を分析しないと、原因と再発防止策を網羅的に、もっと言うと思いつくままに、非専門家があげても、不祥事はまた別の形で起こるであろう。片付いたように見えて、実は漱石が言っているように、単に形を変えて別の形でまた出てくるだけにならないようにすることが大切であろう。