2020年3月7日 / 最終更新日 : 2022年10月4日 nakagawa21 コーポレートガバナンス 内部統制の中核的最重要性とコンプライアンス・リスク管理・ガバナンス・職業倫理の相関関係について 内部統制の考え方の進展を活用することによって、企業や地方公共団体の適正な業務執行やコンプライアンスの実現が図っていく事が出来るのであれば、使わないという選択はなかろう。また、次の動画で説明したように、やはり内部統制は組織の中心的な概念であることは間違いなかろう。
2019年6月23日 / 最終更新日 : 2021年1月3日 nakagawa21 内部統制 内部統制の構築基準と責任の重要判例(日本システム技術事件 最高裁判決 平成21年7月9日) 1.日本システム技術事件の概要 ※本件は,上告人の従業員らが営業成績を上げる目的で架空の売上げを計上したため有価証券報告書に不実の記載がされ,その後同事実が公表されて上告人の株価が下落したことについて,公表前に上告人の株 […]
2019年5月13日 / 最終更新日 : 2019年5月13日 nakagawa21 内部統制 不正(不祥事)防止態勢の抜本的な変更(COSO-fraud-riskプログラムの活用)不祥事防止研修・コンサルは中川総合法務オフィスへ 1.不祥事防止する方法は決め手がないのは本当か 不祥事は、個人の問題であるとして、組織的な責任はないとしていたのが旧来の考えであっただろう。 しかし、今日では個人の問題に還元することはいつもはできないであろう。 組織の内 […]
2019年4月21日 / 最終更新日 : 2021年1月3日 nakagawa21 内部統制 中核市は「内部統制」に知らん顔でいいのか 1.地方公共団体の内部統制の義務化 地方公共団体に、平成32年4月1日から「内部統制」が導入される。地方自治法第150条である。法的な措置義務は47都道府県と20指定都市以外にはない。しかし、法的な措置義務はそれ以外の地 […]
2018年5月30日 / 最終更新日 : 2018年5月30日 nakagawa21 内部統制 COSO日本版の発表とその内容(内部統制4つの目的と6つの構成要素) 日本版COSOにおける内部統制とは、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守並びに資産の保全の4つの目的が達成のために、統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング(監視活動)及びIT(情報技術)への対応の6つの基本的要素から構成される。
2018年5月29日 / 最終更新日 : 2018年5月30日 nakagawa21 内部統制 COSOとISO31000 COSOとは、組織の不正を防止する内部統制の仕組みを考え出したトレッドウェイ委員会支援組織委員会(Committee of Sponsoring Organizations of Treadway Commission)の略称である。ISO31000とは、リスクをマネジメントする2009年11月15日にリスクマネジメントに関する国際標準規格であるISO31000(Riskmanagement-Principles and Guidelines:リスクマネジメントー原則及び指針)のことである。
2018年5月29日 / 最終更新日 : 2018年5月29日 nakagawa21 内部統制 公益通報でリベンジ受ける者が続出、絶望的な日本の内部告発はこのままでいいのか 内部通報制度の実務上での運用ミスと職場での軋みを防止して、ヘルプライン・ホットラインを利活用する方法が必要である。公益通報者保護制度の定着は組織風土の改善も含めたコンプライアンス態勢のわが国での定着と密接に関連している。
2018年5月20日 / 最終更新日 : 2020年2月23日 nakagawa21 内部統制 内部統制法案の内容(地方自治法改正法201703)…不祥事件は首長の責任明確化 地方自治法等の一部を改正する法律案の概要は、地方公共団体等における適正な事務処理等の確保並びに組織及び運営の合理化を図るため、内部統制に関する方針の策定等、監査制度の充実強化、地方公共団体の長等の損害賠償責任の見直し等である。そのために、都道府県知事及び指定都市の市長は、内部統制に関する方針を定め、これに基づき必要な体制を整備(その他の市町村長は努力義務)し、方針を策定した長は、毎会計年度、内部統制評価報告書を作成し、議会に提出する。
2018年5月17日 / 最終更新日 : 2018年5月17日 nakagawa21 内部統制 教育現場の不祥事事例が多いがそのための効果的な防止対策はないのか 教育現場での不祥事にストップをかけるためには、小学校・中学校・高等教育機関・大学・大学院等でのそれぞれでステークホルダ-も変わることを踏まえることである。リスク管理のみならず職業倫理の点でも多様性があるので、コンプライアンス研修をやるにしても専門性のほかにきめ細かい内容を盛り込んだ指導でないと無理でなかろうか。
2018年5月16日 / 最終更新日 : 2018年5月16日 nakagawa21 内部統制 内部統制構成要素である内部監査、3つの具体的ポイント 内部統制にとって必要不可欠な規程は最低2つある。一つは、内部通報規程(ヘルプライン規程・ホットライン規程ともいう)、もう一つが内部監査規程である。この2つに組織の真剣度がかかっているのである。内部監査の3つのポイントを述べる。