【ユニバーサルデザイン】とコンプライアンス経営 コンプライアンス専門メルマガ第11号
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コンプライアンス専門メルマガ 第11号 2009/8/11
◆◇◆目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◇◆
※ 【ユニバーサルデザイン】とコンプライアンス経営
presented by 中川総合法務オフィス
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皆さん、こんにちは。中川総合法務オフィスです。
今回、当オフイスでは コンプライアンス専門サイト を作りました
そのサイトは https://compliance21.com/ です。
【動画】も入れましたよ。
「研修講師」やコンプライアンス体制作成の依頼が多いのと
「ハラスメント」などについての問い合わせが多いので
特に専用サイトを作り、研修相談等にお応えします。
せいぜいご活用下さい。
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ユニバーサルデザインとは、広い意味を持っていますが、おもに、企業や団体
にとって、重要なステークホルダーである「消費者」にとって、使いやすく利用
しやすい商品のことを指します。
これは、そのステークホルダーからの「信頼」を得るということから、コンプ
ライアンス経営そのもの要請と言っていいのですよ。
たとえば、
缶チューハイに記された点字「おさけ」
牛乳パック扇状切欠き
点字・レリーフ・音声案内を備えた駅構内地図(触地図)(東京・大手町駅)
等が例としてあげられます。
広くは、ユニバーサルデザイン(Universal Design)は、
文化・言語・国籍の違い、
老若男女といった差異、
障害・能力の如何
を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいま
す。
提唱者のアメリカのロナルド・メイスは「できるだけ多くの人が利用可能であ
るようなデザインにすること」を中心に置き、障害者に限定していない点が「バ
リアフリー」とは異なります。
ひとりでも多くのひとの利用を念頭に、みんなでニーズや問題を調べ尽くし、
考え抜き、ユニバーサルデザイン化へ継続的な努力、改善が大切です。
★ ユニバーサルデザインの7原則
1.どんな人でも公平に使えること
2.使う上で自由度が高いこと
3.使い方が簡単で、すぐに分かること
4.必要な情報がすぐに分かること
5.うっかりミスが危険につながらないこと
6.身体への負担(弱い力でも使えること)
7.接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
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※コンプライアンス入門DVDがよく売れています。
一流の企業からも購入者が相次いでいます。研修の参考資料などや私に依頼す
る時の参考になさっているようです。
ここで、案内しておきます。
※コンプライアンス入門DVDの内容
【 「コンプライアンス」はなぜ重要か】
1.コンプライアンス経営は全ての企業の市場存続条件…ステークホルダーの信
頼がキーワード
2.コンプライアンスを義務づける会社法・金融商品取引法・公益通報者保護
法・均等法等の制定
【 コンプライアンス態勢の手順】
1.コンプライアンス態勢作りの決定(コンプライアンスプログラム)
2.コンプライアンス宣言
3.権限の分配…コンプライアンス担当者(統括者と部署ごと)
4.全社的な体制と部署ことの体制…取締役・部長・課長へのヒヤリング・社員
アンケート
5.コンプライアンス体制アウトラインの決定
6.コンプライアンスの連絡・報告体制
7.内部通報制度……相談窓口(内部と外部) 公益通報者保護法
8.コンプライアンス規程の作成
9.コンプライアンス・マニュアル作成…コンプライアンス規程を条文毎に趣旨
と解説・Q&A・事例等
10.コンプライアンス・マニュアルの細則作成…部署毎
11.コンプライアンス・マニュアルの社員への周知徴底(派遣・アルバイト含
む)
12.コンプライアンス研修…移行期間
13.コンプライアンスの実践
14.コンプライアンス監査とモニタリング
【 コンプライアンスの実践】
1.コンプライアンス記録が実践の基本…記録の整理
2. 基本的な法律知識が必要
【 コンプライアンスと不祥事の発生(リスクマネジメント)】
1.初期対応で命運は分かれる
2.不祥事の法的責任と社会的制裁
3.事実関係の迅速かつ正確な把握が最優先…客観的な事実の確認と関係者の事
情聴取
4.関係者への連絡・マスコミ対応…謝罪,対外的な公表の範囲,個人名公表,
消費者利益
5.応急措置
6.再発防止策の検討と関係者の責任
7.社内へのフィードバック
【 事例研究…パワーハラスメント等】 (選択解説)
(1) パワハラ(立場を利用した激励と言語的暴力の限界)…現在,増加中の裁判
と相談
(2) セクハラ 「対価型」,「環境型」
(3) クレーム発生(事例の提起と対処方法のセッション)
(4) 不正請求(取引先の接待,接待費の請求)
(5)下請けいじめ(立場を利用した下請けいじめの事例)
(6)個人情報保護法違反(企業の個人情報安全管理義務に対する世間の厳しい
目)
(7) 集団での意思決定(全員一致で企業の為に社会規範を逸脱する)
(8)製造年月日の虚偽表示
(9)不正受給
【コンプライアンスの法律知識】
1.民法…契約書作成の注意点
2.「商法(会社法)」の重要法律知識
3.職場での不正行為…物品などは公私の区別
4.労働法関係…「労働契約法」、「労働基準法」,就業規則,労働関係の諸法
5.環境法とコンプライアンス… 環境基本法
6.消費者保護関連法の理解…消費者契約法、特定商取引法、製造物責任法(P
L法)等
7.経済法…金融商品取引法,独占禁止法、不正競争防止法
8.知的財産法…特許権、商標権、意匠権 実用新案権の理解,著作権,不正競
争防止法
9.製造物責任法
10.国家公務員倫理法,同規程(1999年)
【日本企業のコンプライアンス違反事例】
【コンプライアンス違反が起きやすい環境および体質】
■お申し込みは、下記へどうぞ。
https://compliance21.com/compliance-lecture-dvd/
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問い合わせ先メールアドレス : home@rima21.com 担当:中川
本日は、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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