メンタルヘルス対策研修 増加するメンタルヘルス不調への対応
うつ病等精神疾患の増加数は著しい。どこの組織へ行っても、私の講演や組織顧問で聞いた話では、50人に一人くらいはいるのであろうか。企業や自治体では、人手不足の中でほとんど悲鳴だ。
しかも、抜本的な対策がなく、ハラスメントもなくならないし、有効な薬もないし、相談窓口も充実していないし、病院はいつも混んでいるし、カウンセラーは不足しているし、仕事は忙しくなる一方であるし、企業間の競争は厳しいし、給与もなかなか上がらないし、非正規や派遣の生活状況は厳しいし、女性は働きにくさが改善しないし、刺激的なテレビや映画等のメディアがあふれているし、インターネットはフェイクニュースを流すし、少子高齢化は悪くなる一方であるし、子供は学校でいじめられるし、スポーツクラブは暴力や脅迫で支配するし、等々。
人間は精神的な生き物である。1ミリでもいいから上記の最悪状態がよくなるように、今後も社会貢献をしたい。
1.メンタルヘルス推進体制の構築
(1) リスクマネジメントサイクルの中で考える
(2)生命にかかわる問題である認識が必要
(3)自治体職員や会社員に必要とされるメンタルヘルス知識
メンタルヘルス関連の精神的・生理的病状と治療方法を10ほど確認する。
2.セルフケア
(1) コーピング
20ほどの方法
(2)主治医、精神科医やカウンセリングとの対応方法
(3)自分の命を救うのは自分である。日常的なストレスチェック(労働安全衛生法参照)
3.ラインケア
(1) 相談体制をまず構築
相談員の養成
(2) コミュニケーション能力の高い職場作り
(3)産業保健医と保健関係スタッフ
(4)職場復帰支援制度
4 組織内外の支援体制
メンタルヘルスのネットワークの活用