1.モラル・ハラスメントDVD講座2018年版のおすすめのポイント
◆モラル・ハラスメントについての日本一詳しい(と思われる)DVD講座です。モラル・ハラスメントはこれまでのハラスメント harassment(パワハラ・セクハラ・マタハラ・アカハラ・ソジハラ等)とどういう点が違うのかを総合的に考察し、職場等の労働現場でそれを防ぐ方法を具体的に提言した実務向けの動画のDVD講座です。ハラスメント講演の先駆者としての実績があります。
◆モラル・ハラスメントについては、ハラスメント講演やハラスメント研修で必ず触れてきました。しかし、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントと違って、誤った認識がかなり浸透しております。この講座で、モラル・ハラスメントは家庭だけの問題でなく、モラル・ハラスメントを認識することによって労働現場でのメンタルヘルス不調の防止だけでなく、より効率的で持続的な経営の要求にあった態勢が築かれるでしょう。
◆研修担当の方のテーマ決定や講師決定の資料に、また研修講義を直接お聞きになれない方にお勧めします。なお、私のコンプライアンス研修ではハラスメントに必ず触れております。
◆DVD3枚約3時間 テキストレジュメ付
◆動画は家庭用DVDプレーヤーやパソコンで再生できるファイル形式(MP4ファイル等)で提供します。
◆対象 ハラスメントやコンプライアンス実務の担当者の方々、自治体や企業の法務部門に勤めるなどモラル・ハラスメント・ハラスメントの最新内容を知りたい方々。
2.モラル・ハラスメントDVD講座内容
第1部 モラル・ハラスメントとは何か
「精神的なハラスメント」、「精神的に疲労困憊にさせること」、「精神的な暴力」であろう。
厚生労働省の定義するパワーハラスメントと重なる部分が多いが、かなり異なる分析概念であり、フランスの社会文化でのハラスメント現象を的確に説明するのに有益であるが、それを我が国の中で生かすには、以下のような工夫が必要となろう。そうすれば、非常に今後は注目されるようになる説得力があろう。
第2部 モラル・ハラスメントの発生とその現場
・家庭での家族(夫婦や親子)へのモラル・ハラスメントと児童虐待・高齢者虐待・DV(ドメスティックバイオレンス)との違い
・職場での部下等へのモラル・ハラスメントとパワーハラスメント・セクシュアルハラスメント・アカデミックハラスメント等との違い
第3部 モラル・ハラスメントの本質的な特徴と四つの分類
・巧妙に支配下におく
・不安に陥れる
・心を破壊する
例:直接的なコミュニケーションを拒否する、会話を歪めるなど
・四つの分類(略)
第4部 モラル・ハラスメントの加害者と被害者の特徴
・加害者:自己愛が極度に強いエモーシャルな人・自己評価が高いが人を精神的に追い詰めても無責任な人
・被害者:素直で気配りをする人・謙虚で感受性が強い人・自責の念に駆られやすい人
第5部 モラル・ハラスメントへの被害者の対処方法
・モラル・ハラスメントとの疑いとその認識からすべてが始まる
支配されている認識、精神的な混乱と身についてしまったストレス・罪悪感から脱却など
・証拠の保全(録音・業務日誌への記入など)、第三者の証言助力依頼
・心的外傷後ストレス障害(PTSD:Post Traumatic Stress Disorder)の発生した時
第6部 モラル・ハラスメントと区別すべきもの
・仕事に関するストレス、仕事上の対立など
・精神を破壊するだけの力を持ってはいるか、悪意はないものはどうか
・相手を傷つける言動をしているのに、そのことが意識されていないものはどうか
・モラル・ハラスメントではないのにモラル・ハラスメントと主張する相手への対応方法
第7部 モラル・ハラスメントとパワーハラスメント等との違い
パワーハラスメントとの違い、モビング【mobbing】(ターゲットへの集団的嫌がらせ、カラスのフクロウに対する擬攻撃例等)との違い、ブリング【Bulling 】(いじめ、サイバーブリング例等)との違い、ひどいいじめ・嫌がらせとそれに伴う暴力との違い等
第8部 組織のモラル・ハラスメントへの対応
・モラル・ハラスメントが存在することを周知等
・相談窓口の設置
・モラル・ハラスメントが発生しない職場作りとリスクマネジメント
・リーダシップの取り方を指示命令型から相談型・人権尊重型に変える
・就業規則にモラル・ハラスメントが懲戒対象である事を明記する
第9部 行政と立法化への意見
・フランスなど西欧諸国参考
第10部 事例研究
・民間企業での最近の例
・公共機関での最近の事例
3.モラル・ハラスメントDVD講座お申込み
◆モラル・ハラスメントDVD講座 69,800円[税込] (銀行振り込み又は商品代引き)