緒論:災害や不祥事発生時の記者会見
成功するプレスリリース等作成しての記者会見に臨むにはどのような研修が必要かは企業や自治体の管理職であれば必須になっているであろう。
マスコミが、報道するのは嘗ては、新聞とラジオのみ、次いでテレビが加わって、いまはインターネットにSNSまで加わり、さらにリアルタイムストリーミングまでの時代となった。
即興でできると思ったら大間違い。できる人は、大政党の党首レベルの人に限られる。なぜなら、聞かれたくない嫌なこと聞いてくるからである。
以下に、災害や不祥事発生時の記者会見とプレスリリース作成研修の重要点をまとめた。
1.コンプライアンス、リスクマネジメント、危機管理と不祥事
(1) コンプライアンスによる不祥事防止態勢構築方法
(2) リスクマネジメントによる不祥事リスクの特定とリスクアセスメント実施
(3) 不祥事発生時の危機管理
2.不祥事の法的責任と社会的制裁
(1)事実関係の迅速かつ正確な把握
(2)関係者への連絡・マスコミ対応
★マスコミ想定質問の準備と対応5原則
(3)応急措置
3.不祥事の記者会見でよい実例と悪い実例
4.これが成功する「不祥事の記者会見」全スキル
(1)目的と準備
(2)出席者と司会の確定
(3)会場設営とリハーサル
(4)ポジショニングペーパーまたはプレスリリースの用意
(5)マスコミの選択とその連絡方法
5.事例演習
実際にあった災害や不祥事の事例をもとにグループでプレスリリースを作成して、模擬記者会見を行う。