日本の著作権法はベルヌ条約に劣るのか?――その本質と構造を専門家が解き明かす
日本の著作権法はベルヌ条約に劣るのか?著作権の専門家が、その基本構造から保護期間(死後70年)の最新情報、著作者人格権の哲学までを深く解説。ひこにゃん事件にも携わったプロが、あなたの権利と創造性を守るための知識を授けます。
近年の著作権法改正を振り返ってみよう(平成18年著作権法改正~令和5年著作権法改正)。
平成18年著作権法改正~令和5年著作権法改正をたどる。デジタルの強い波に合わせてどんどん改正が進んできた。
著作権に関する2006年~2009年の重要判例の要旨(著作権実務上重要な最高裁判例等)
最高裁12月18日 「シェーン」格安DVD事件 1953年公開の米映画「シェーン」の著作権者であるパラマウントとDVD製造販売会社の東北新社が、格安DVDを製造販売する会社などを相手取って販売差止や損害賠償を求めた訴訟の上告審判決があった。
最高裁第三小法廷は、経過規定にいう「施行の際現に」という文言の一般的用法においては、当該法律の施行日を指すものと解するほかないとして、「シェーン」を含め、昭和28年に団体名義で公表された「映画の著作物」の著作権は平成15年12月31日をもって存続期間が終了するとして、上告を棄却した。
システム開発契約における上流工程と下流工程の契約形態の違いと実務上のポイント
システム開発の成功の鍵は契約形態の戦略的選択にあり:システム開発プロジェクトにおいて、上流工程では準委任契約、下流工程では請負契約を使い分けることで、各段階の業務特性に応じたリスク管理が可能になります。要件定義段階の不確実性には準委任契約の柔軟性を、実装段階の確実性には請負契約の完成責任を活用することが、プロジェクト成功への近道です。
そのひな形を基にした著作権契約書だからトラブルが発生、民法原理のあてはめを著作権はこうする【最重要】
安易な“ひな形”利用は危険―プロの視点でこそ守れる貴方の権利
著作権契約書の作成には、クリエイター/権利者/利用者/企業…それぞれの立場への深い理解、そして最新法令・判例・国際動向を網羅したオーダーメイドな契約設計が不可欠です。
著作権に関する英文契約書(ボブディランはフジロックフェスティバルにどんな契約で出演して帰ったのか)
製品・サービス詳細現在日本の各地で開催されるようになった国際的なコンテストなどでは著作権の絡んでくることが多く,実施に当たって契約をきちんと結んでおかないと後々にトラブルになることが多く,英文契約書の内容と体裁が大切になってきている。
【著作権実務家はこうしている】著作権侵害における法的対抗手段としての、(1)司法への刑事告訴、(2)損害賠償請求の内容証明、(3)告発等は、経験上「先手必勝」に勝るものなし
著作権が侵害されたとの相談があるときに、まずその著作物性の判断が必要で、著作権法第2条にある「思想又は感情を創作的に表現したもので、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの(プログラムも含む)」かどうかからスタートする
著作権関連団体・著作権等管理事業法登録団体の現在の状況とホームページの全一覧
社団法人日本音楽著作権協会(ジャスラック)を初めとした著作権関連団体と著作権等管理事業法に基づく登録団体は下記の通りです。
なお、社団法人日本音楽著作権協会は平成20年春に独占禁止法違反の疑いを公正取引委員会から受けました。管理団体間の公正な自由競争による取引が望まれます。
当職は【著作権・プログラムの登録】を多数行ってきたが、ベルヌ条約・著作権法の無方式主義の下ではどのような効用があるのであろうか。
著作権・プログラムの登録についての基本事項
著作権の登録については,著作権法施行令、施行規則等に詳細に手続きが規定してあります。
私はおそらく行政書士として登録申請件数は右に出るものはいないほど、会社、地方公共団体、個人等の多数の登録をしてきました。
【プログラムの登録】プログラム著作物登録制度は、特許でなく著作権としたから普及しないのか、理由は他にあるのか
プログラムは日本の法制上、特許法で保護するのか著作権法で保護するのか問題になったとき、アメリカに倣って著作権法で保護することになった。
しかし、一般の著作権とは違いが大きく、その点を踏まえて法解釈とソフト契約などをしていくことが重要である。
また、プログラムは特許法の要件を満たすものは特許の対象になる。










