◆ 本講座の位置づけと時代背景
~知的財産法の中核を、体系的に学び、実務に活かす〜
近年、著作権法の重要性は急速に高まり続けています。
弁理士試験のみならず、新司法試験では選択科目に知的財産法が加わり、また知的財産管理技能検定は国家資格として認定され、政府の「知的財産推進計画2018」以降は企業内人材の育成にも広く推奨されるようになっています。
さらに、AI・生成AI・ビッグデータといった技術革新の波とインターネット環境の高度化が進行する中で、著作権法は頻繁に改正を重ねてきました。2020年のリーチサイト規制や違法ダウンロード規制強化など、情報の流通環境と法律の応答関係を把握することが、実務にも必須となっています。
◆ 講座の特徴
この講座では、単なる知識のインプットではなく、「構造的理解」と「運用力」の両輪を育成することを目的としています。
講座は以下の2部構成です:
(1) 著作権法 講義編
- 最新の著作権法改正(2020年改正含む)に対応
- 著作権法の条文構造、学説、政策的背景まで含めて解説
- 最高裁判例、下級審判例、文化庁資料を参照
(2) 演習編(過去問演習)
- 弁理士試験における過去の「短答式」問題(令和2年まで)を全解説
- 重要判例・改正法を織り込んだ丁寧な問題分析
- 実務上の論点整理にも役立ちます
◆ 推奨対象者
- 弁理士試験受験生
- 新司法試験で知的財産法を選択する法科大学院生
- 著作権法を基礎から学びたい企業の法務担当者・クリエイター
- 学問として知的財産に触れる全ての教養人
◆ 収録内容と仕様
- 講義時間:約3時間
- 形式:MP4ファイル(パソコン・スマホ再生用)
- 付属資料:講義用テキスト/演習用レジュメ
YouTubeでは無料で見られる解説動画も公開しています。
▶️ 著作権侵害の概説はこちら
◆ この講座のオリジナリティ
本講座は、著作権法学会の正会員であり、ひこにゃん事件など多数の実務経験を有する講師が、学会論点・文化庁資料・判例・技術革新の現実を一体的に講義化しています。
また、AI時代における著作権の新たな論点(生成AIによる著作物性、プロンプトの創作性など)についても、哲学的・法制度的・経済構造的な複眼的視座から読み解き、知識のみにとどまらず、思考の深さを養う教材となっています。
◆ 受講料・お申込方法
価格:39,800円(税込・送料込)
支払方法:銀行振込または商品代引き お申込はこちらから