中間管理職、監督やコーチ、キャプテン等がじわじわと実績を上げる相談型リーダーシップを実践、そのフィールドワークがこれだ…経験者も語る

1.リーダーシッププログレスによる長期的に実績が向上するM型リーダーシップ上司のすすめ

(このページは2017年(平成29年)9月18日、2018年5月27日に内容を更新しました。)

(1)実証データのないリーダーシップ論が9割超

管理職や上司、さらには組織のトップとして、実証データに基づく長期的に実績が向上するM型リーダーシップを強くお勧めしたい。

私は、全日本バレーボールの高校選抜チームの主将を務め、大阪北部の中堅企業の事業本部長 取締役を務め、さらに公益法人の著作権相談センターの委員長を務めた経験からも強く推したい。

(2)大学教授の貴重なフィールドワークデータの輝き

九州大学三隅教授のリーダーシップ論は他の結果にあと乗りで理論づけした流行のリーダーシップ論と違って、その論文に接すればよく分かる通り、実証データに基づいているのである。

北九州市の官庁・企業等の膨大なフィールドワークがもとになっている極めて実証的なリーダーシップ論だ。

(3)M型リーダーシップの効用の持続性

例えば、組織の中で部下等の不祥事に悩んでいる管理職も多かろう。

そのような勤務外の非行に部下の管理職はどう対応すればいいのか。

それは、よく言われているように、前兆を見抜く眼力ときめ細かな質問力が重要なのはわかる。

しかし、それをどのように実践すればいいのか。

(4)不祥事防止のカギは上司のリーダーシップにある

つまり、最も重要なのは管理職であるあなたが部下から信頼された相談しやすい上司であるかどうかなのである。

それに気が付いて、以下の方法論を取得すれば、百戦錬磨の上司になるであろう。

実は、これを私がしっかりと気が付いたのは、上記の3つの私のリーダーとして成功と失敗の原因に明確に見られるからである。

人間にとって大切な中庸、アリストテレスのいう中庸にも通ずる魅力的な人間になることと裏腹なリーダーシップ論であろう。

(5)経験に基づかない話は信用するなと言ったのは漱石である

私は、スポーツの世界で長く主将、キャプテンとしてチーム引っ張ってきた。また、コーチもした。複数の都道府県のブロック大会で優勝もした。

全日本高校選抜選手にもなり、全国大会の場でセッター・アタッカーとしてやってきた。

そのスポーツの世界でコーチや監督、あるいは主将、先輩として行動するときの指針に十二分に当てはまるのである。

また、一般企業でも事業本部長取締役として地域開拓をしてきた。 企業活動でもこれまたこれ以上のリーダーシップ論はないであろう。

本当に優れている。

(6)人と組織の幸せのために

これを十分に普及させたいと思う。

家康等の歴史上の人物やロックフェラー等成功富豪の話は実務で本当に役立つのか。面白いに過ぎない。

このリーダーシップ論はこれまで750回以上の講演でも必ず触れてきたが、先ごろの東京の永田町での都道府県会館でもこれについて時間を割いて話してきたところである。

この話を聞きたい人はいませんか。

北海道から沖縄まで多数の実績がありますよ。

さらに、北から南までの全国の企業や地方公共団体等でのご依頼をお待ちする。

2.M型リーダーシップの内容

(1)コンプライアンス時代のリーダーシッププログレス

① 自分の日常的リーダーシップをPM理論で4つに分析(リーダーシップ特性)

マトリックス表を利用

② P的要素の改善、M的要素の改善

ア P機能(Performance function:目標達成能力) …「業務指示の的確性」と「緻密な計画性」

・規則は規則として決められた事柄に従わせる。

・仕事に関しての指示命令が、ポイント指摘は的確で鋭いが細かすぎない。

・仕事を与えるときに、いつまでに仕上げればよいかを明確に示す。

・仕事量の全体時間と労力について目安を示す。

以下省略

イ M機能(Maintenance function:集団維持能力) …「部下の成長支援」と「相談型包容力」

・職場に気まずい雰囲気があるとき、それをときほぐすような努力をする。

・仕事のことで部下が気軽に話し合いを求めやすい職場の空気を作っている。

・仕事に必要な設備の改善などを申し出ると、その実現のために努力する。

・全般的にみて、その能力や個人的好悪にかかわらず部下を支持する。

・部下の個人的な問題にプライバシーに配慮しつつ十分過ぎるくらい気を配っている。

以下省略

3.管理職の前兆を見抜くための質問力向上の方法(M型リーダーの具体的実践方法)

・挨拶をした後で、ちょっと一言話のきっかけになる声掛けをして、さらに踏み込んだ会話の切り口をつかむ。

・部下との距離を縮めるための話題を持つように、部下の関心が何にあるか知る。

・趣味の話にとどまらず、個人的又は家族のトラブルなどの相談に応じられるように知識を持つ

以下省略

4.嫌われる管理職の7パターン(P型リーダーの悪い特徴)

・現場を知らないで規則や数字だけを押し付ける

・仕事のことで迷う判断の時に聞いてもかわして逃げて、相談に乗ってくれない

・挨拶してくれない、挨拶に応えてくれない、ありがとうと言ってくれない

以下省略

5.具体的事例演習でM型リーダーになるぞ

(1)部署内で意見の食い違う事例

(2)災害時の命令事例

(3)ハラスメントと言われる事例

(4)部下のコンプライアンス違反対応事例

(5)部下から相談を受けたとき事例(内部通報型とプライベート型)

(6)部下とのプライベートでの付き合い事例

(7)その他の不祥事事例参照にした事例

以下略、

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