不祥事とミスを防止する公務員倫理研修は実効性があるか【公務員の教科書「道徳編」】著者が担当2023

1.不祥事とミスを防止する公務員倫理研修

(1)【公務員の教科書「道徳編」】著者本人が担当する公務員倫理研修

750回超の研修講演実績の内、200回超の「公務員倫理」研修を担当し、おそらくのこの数年間では外部講師としてはトップグループの中川総合法務オフィス 代表が熱く公務員倫理の真髄を公務員の皆さんにお話ししながら、数々の公務員倫理違反の事例に基づく実践的な演習の研修を実施し、質疑応答にも幅広くお応えする。繰り返し毎年依頼が来る公務員倫理研修内容一部である。

(2)実効性のない「満足度の高い」研修に意味があるのか

前に出て業者のレジュメを読んで帰る講師があっちこっちで人気である。しかしそれは根本から間違っている。なぜか。一言でいうと反コンプライアンスで住民のためにならないからだ。

2.不祥事を防止しミスを減少させる実効性のある公務員倫理研修とは

(1)公務員倫理の基本

…自治体コンプライアンスの内容としての公務員倫理の徹底浸透

-地方公務員法の制度化された倫理関連規定(法29条~等)

(2)公務員倫理逸脱による不祥事発生を防ぐ仕組み

…内部牽制体制のためのリスク管理・内部通報・倫理規程等

(3)不祥事の事例と発生時の対応

…第三者委員会設置の動きとマスコミ対応と記者会見の仕方

(4)16項目の不祥事を防止するための事例演習(実際の事例を取り上げる)

…グループデスカッション形式も可能

①職務専念義務違反、

②上司の命令義務違反、

③信用失墜行為、

④営利行為の禁止違反、

⑤守秘義務違反、

⑥内部通報違反問題、

⑦パワハラ、⑧セクハラ、⑨モラハラ、

⑩知的財産権(著作権)違反、

⑪個人情報保護法(条例)違反、

⑫反社会的勢力密接関連違反、

⑬クレーム対応と処理違反、

⑭行政手続法(条例)違反、

⑮改正行政不服審査法違反、

⑯その他コンプライアンス・公務員倫理違反事例などなど

⇒【公務員の教科書「道徳編」】の内容を踏まえて、より実践的な公務員倫理の研修を行う。

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