企業不祥事

コンプライアンス
不祥事メモ(平成22年春・夏頃のコンプライアンス違反事例)当オフィス不祥事データベースより抜粋

中川総合法務オフィスでは、コンプライアンスの仕事を始めてからのデータベースを持っている。講演の度に引用しているが、貴重な知的資産である。また、コンサルティングでは、コンサル依頼組織の類似事案の検討に使っている。一部引用してみよう。

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コンプライアンス
【専門家が徹底解説】企業不祥事はなぜ起きる?AIと心理学で「兆候」を見抜き、破綻を未然に防ぐ法

「原因のない結果はない」という言葉は、自然科学から仏教の因果応報に至るまで、古今東西の真理です。企業不祥事もまた、決して偶然の産物ではありません。そこには必ず組織的・個人的な原因が存在し、その前には必ず「前兆」があります。

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コンプライアンス
企業の命運を分ける初動対応「情報ファイル」と「個別ステートメント」の戦略的作成術

企業不祥事の発生時、その後の運命を決定づけるのは「初動対応」です。本記事では、危機管理の専門家が、正確な情報把握のための「情報ファイル」作成法と、ステークホルダーへの説明責任を果たす「個別ステートメント」の戦略的公表・伝達方法を具体的に解説。パニックに陥らず、組織を守るための実践的ノウハウを提供します。

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コンプライアンス
企業のコンプライアンス研修:理論、実務、そして人生経験が融合したレクチャー(講義と最新トピックを取り入れた企業不祥事の事例演習)

トヨタ自動車のグループ会社である日野自動車、豊田自動織機、ダイハツ自動車などでは、不祥事がてんこ盛りになっています。組織全体が構造主義的に言えば、また不祥事が発生する構造になっており、不正を発生させない構造に切り替わっていない

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コンプライアンス
役員研修:進化するコンプライアンス理論と実務への統合

役員研修で組織のコンプライアンスを強化!最新のCOSO ERM 2017、ISO 31000 2018、金融庁のガバナンス実質化に対応。ハラスメント対策としてのアンガーマネジメント導入、心理的安全性を高める相談型リーダーシップで、不祥事を防ぎ、持続可能な企業成長を実現する実践的研修。

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企業向け
企業不祥事2024:大企業も巻き込まれた重大事案から学ぶコンプライアンスの重要性トヨタ自動車:型式認証の不正等

2024年の主要企業不祥事:3つの分類
【大企業本体】
トヨタ自動車:型式認証不正(関連企業含む)
三菱UFJ FG:顧客情報の不正共有(銀行⇔証券)
日本郵政:銀行情報の保険勧誘流用
損保大手:価格調整カルテル(独禁法違反)
【グループ企業・子会社】

海運子会社:高速艇浸水の報告遅延
KADOKAWA:ニコニコ動画へのサイバー攻撃(2ヶ月停止)
関西電力子会社:有害物質使用の報告漏れ
パナソニック子会社:部品データ改ざん
【インサイダー取引】
金融庁職員(出向裁判官)
メガバンク・証券・信託銀行の職員
共通する問題:ステークホルダーへの信頼喪失
真のコンプライアンスとは: 「法令遵守+リスク管理+ステークホルダーの信頼獲得」

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