住民から信頼を得るために実施する地方公共団体のコンプライアンス研修方法ポイント

1.地方公共団体のコンプライアンス研修は住民から信頼を得るため

(1)不祥事を起こさないコンプライアンス態勢つくり

公務員倫理、リスク管理の基本を確認する。

(2)会計年度任用職員も参加する研修

コンプライアンスはすべての職員が身につけるべきであろう。

2.コンプライアンス態勢の構築とリスク管理

リスク管理に統一的リスクマネジメント導入、総務省101地方公共団体リスク等

(1)公務員倫理…倫理・道徳の基本的考えと地方公務員法等の関連規定

(2)地方自治体の内部統制の在り方…地方自治法の平成29年改正法と平成21年内部統制案

3.コンプライアンスと公益通報者保護法等を踏まえたリスク管理の方法

(1)コンプライアンス確保のための制度

(2) 公益通報者保護法 ◆ヘルプライン設置方法

(3)国家公務員倫理法・同規程の制定 エシックスカード活用

4.地方公共団体「コンプライアンス」はなぜ重要か

5.最近の国・地方公共団体・企業不祥事の実例とその防止方法

最近の不祥事の実例分類(12類型及び個人5類型)

最新事例をモデファイした実例演習は必ず実施

6.不祥事発生時の対応

(1)基本:謝罪・現状把握・対応方法・広報・責任等であるが最も重要なものはintegrity

(2)マスコミの取材と記者会見の仕方

⇒実際の「模擬記者会見」や「ポジションペーパー作成」研修に取り込むと効果大である。

(3)リスク対応:危機管理(不祥事発生)の事例 よい例 悪い例

7.コンプライアンスに関する最近の「重要判例」

8.個別リスク対応(研修する組織の課題に応じて、簡単に若しくは詳しく実施する)

(1)個人情報保護法違反 漏洩事例を類型に分けて(+マイナンバー対応)

(2)パワーハラスメント  ◆判例変更の新潮流と実務動向

(3)セクシュアルハラスメント・マタハラ・モラハラ等

(4)反社会的勢力対応

(5)クレーム 対応15原則 ◆失敗しない初期対応

(6)事例研究

不当要求・勤務外不祥事防止・飲酒運転等

9.不祥事の防止するために最重要なこと

10.チェックリスト

11.研修の工夫

実施時間は最低2時間、1日や2日も増加中である。演習時間もこれに左右されるが効果的な事例問題を充実させる。

管理職・中堅・一般職員と企画を分けることも有効、

一般職員、消防職員、保育所・幼稚園の管理署などと分けることも有効

議員研修は議員任せでなく事務局が主導する

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