2020年12月28日 / 最終更新日 : 2022年12月25日 nakagawa21 2. 企業等コンプライアンス 赤福餅の賞味期限切れ等の不祥事の原因と「食のコンプライアンス」再論 赤福餅の不祥事は、従業員からの役所への内部通報がきっかけであった。「この夏に製造日と消費期限を偽ったことがある」と三重県の伊勢保健所に通報があったのだ。それは、食品の表示に関するJAS法と食品衛生法違反の内容であった。そこで、2007年9月19日、農政局・保健所による一斉立入調査が行われ、マスコミ報道で事実が公表されていった。京都駅にも多数置かれているような著名な和菓子であったので、マスコミの報道もとても熱心であった。
2018年5月7日 / 最終更新日 : 2018年5月7日 nakagawa21 企業のリスクマネジメント 不当表示の防止のための課徴金制度の導入とコンプライアンス 不当表示の防止のための課徴金制度の導入とコンプライアンスの徹底を図る。表示の不正は、原産地を偽る加工食品など製造過程における問題と思っていたが流通最後段階で消費者を騙すことも同じ食品偽装、食のコンプライアンス違反である。
2018年4月26日 / 最終更新日 : 2018年4月26日 nakagawa21 1. コンプライアンスの基礎 食のコンプライアンスは衛生管理に加えて品質-表示管理の時代に 食のコンプライアンスは「衛生管理」に加えて「品質管理-表示管理」の時代になっている。食品の原材料や期限などの決定は、製品開発・製品設計の問題であり、その設計のもとで包装材料に何を記載するのか等は全体としての品質管理の問題となる。
2018年4月24日 / 最終更新日 : 2020年8月22日 nakagawa21 1. コンプライアンスの基礎 食のコンプライアンス…食品表示に関する不祥事防止 食のコンプライアンスを図るために、特に食品の表示に関する重要法律を簡単に概観しよう。